闘う言葉
FW 16 渡大生「僕たちにとってはきっかけ作りとして大事な試合だった」
——最後に意地を見せて一矢報いた。ゴールシーンを振り返って。
井上健太と小塚和季が頑張ってくれて、点を取らせてもらったという感じ。
——今日は1トップでの出場で、シャドーで出場したときとは異なる長所が出せていたようだが。
シャドーのときの僕はいいところがなかったと思っているので、よさが出ていたかはわからないが、今日は1トップをやらせてもらって楽しかったし、ゴールに近いポジションは責任も伴うが、やはりすごくいいなと、あらためて実感した。
——前半のよかった時間帯に得点できればよかったと思うが、修正が必要な点はあるか。
いい時間帯に点を取りたいのは当たり前で、結果論として、負けてしまったので「あそこで点が取れればいいね」で終わってしまうのだが、もっともっと、後半に失点してからのパワーの出し方とか、外から見ているだけではわからない、ピッチの中での複雑なことなどがあるので、そこをしっかりみんなで共有したい。
今日の試合は世間的には消化試合と言われていると思うのだが、僕たちにとっては何かのきっかけ作りとしてすごく大事な試合だった。いまコロナ禍の中でこうしてサッカーが出来ている状況を、今一度噛み締めながら僕たちはやらなくてはならないと思うし、チームも勝っていない状況で、なんとしても勝ちたかったなというのが率直な思い。
——そこから今後のリーグ戦につなげていきたいものは。
はい。あります、たくさん。