闘う言葉
DF 15 小出悠太「自分たちのやり方をもう一度しっかり統一させる」
——劣勢の状況で4枚替えでピッチに入ったが、監督からの指示は。
残りの25分くらいにすべて出し切れというシンプルなコーチングだった。
——知念選手の得点は小出選手の突破からのスルーパスが起点となった。振り返って。
そのプレーの前に何度も抜けた選手へのパスを通していたので、相手がそれに対応して縦を切ってきた。それで思い切って中にドリブルして顔を上げ、知念にパスを出した。
——大分ではWBを務めるのは初めてだったと思うが。
甲府時代に何回か経験しているし、自分の思い切りのよさやアグレッシブさを出しやすいポジションだと思う。
——連係がカギになるチームだが、メンバーが変わりつつやる中での難しさは。
相手にもよるし、難しさを感じることももちろんあるが、それ以上にお互いのコミュニケーション。練習中や練習後、試合中も試合の合間もしっかりコミュニケーションは取れているので、そういう部分での迷いは自分の中には少ない。
——次の鹿島戦に向けては。
まずセットプレーの守備の改善は確実に必要。そして、自分たちの攻撃や守備のやり方をもう一度しっかり統一して、全員のよさを出していくことが必要になる。