TORITENトリテン

闘う言葉

FW 9 知念慶「チームとしてもっと僕が絡めるような攻め方を」

 

——90分プレーしての感触は。持ち味も出せたのでは。

疲れた。要所では長所を出せた部分もあったとは思うが、もうちょっとボールに絡みたかった。

——もっとシンプルに当ててほしいとか?

チームとして、攻撃のかたちとしてもっと僕が絡めるような攻め方をしてほしかったなと。ビルドアップの部分でどうしてもサイドばかりになってしまっていたので、もうちょっと中から攻めるかたちも、味方と話し合いながらこれからやっていけたらと思う。

——前半に鈴木選手から縦パスが入った場面。ああいったかたちが最も真骨頂が出せるのか。

そうですね。ある程度苦しくても、見てくれると助かります。(渡)大生くんも(町田)也真人くんも割と中で受けることの出来るタイプだと思うので、サイドだけでなく中からももうちょっと行きたかった。サイドの崩しに関してはそんなに悪くなかったが、あとは決めきるところが僕らの仕事。そういう意味で今日は課題が出た。

——特に前半、相手最終ラインと細かく駆け引きしているところを、後ろはよく見てくれていたのでは。

ウラを狙うかたちについては、つねに僕を見てくれていたので、何回かそういう場面を作れた。ただ、ずっと駆け引きしている中で、もうちょっと意思疎通してプレーできそうな部分もあった。

——来週のリーグ戦に向けて。

今日は本当に悔しい敗戦になったが、振り返って次の試合に全力で向かう。いい準備をしたい。