闘う言葉
FW 46 伊藤涼太郎「ゴールという目に見える結果が欲しかった」
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——難しい試合になったが振り返って。
天皇杯はどれだけ厳しい戦いでも勝てば上に進めるので、まずは本当に勝ててよかった。ピッチもぬかるんでいたし、雨や風もひどかったが、自分たちのサッカーをやる上では問題なかったので、もっといい試合をしなくてはならない。
——相手にガチガチに引かれた中で、どうやって崩そうとしたか。
真ん中は固められていたのでサイドで崩し、身長の高い相手のDFラインに対して低くて速いボールを入れてとイメージしていたが、相手もさすが名古屋に勝っただけあって、なかなか簡単にはやらせてもらえなかった。
——劇的な決勝ゴール。スペースで拾って即座に打った感じだったが。
延長になって若干オープンな展開になった中で、セカンドボールがあのへんにこぼれてくることも大体わかっていたので、ボールが来たら振り抜こうと思っていた。上手く結果につながってよかった。
個人的にリーグ戦に絡んでいなかったので、今日はいいプレーというよりもゴールという目に見える結果が欲しかった。でも、もっといいプレーをしなくてはならないということも、今日の試合であらためて感じた。
リーグ戦でチャンスをもらえれば今日のようなシュートを打ちたい。どの試合でどんな状況で起用されても得点する準備はできている。クロスバーに当てたシュートも感触はよかったのだが、あれも決めなくてはならない場面だった。あれが入ってくれていればもっと楽な展開になっていた。
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