闘う言葉
DF 19 星雄次「ああなると崩すのはなかなか難しい」
——せっかくの決勝ゴールかと思ったのに、直後に無になった(笑)。どう見ていたか。
絶妙だったなと(苦笑)。あれにはびっくりして、ぽかーんとなった。
——この雨と風の中、あと30分も戦うのかという(笑)。
そうですね、体力的にもみんなキツそうだった(笑)。
——ドームで雨や風というコンディション。
ピッチはちょっとゆるい感じがあった。ドームなのに水を含んでぬかるんでいたので変な感じだった。
——相手がガチガチに引いて固める中、立ち位置を変えてなんとかこじ開けた感じだった。
大学生なのでもう少し前から奪いに来るかと思っていたのだが、ブロックを構えてきた。ああなると崩すのはなかなか難しい。サイドを崩してしっかりと点で合わせて得点することが大事になる。
——ヘディングでのゴールだったが。
なかなかない(笑)。頭での得点は公式戦ではプロになってからも記憶にないくらい。立ち位置を変えてシャドーのような3ボランチのようなポジションにいた中で、上手くあそこに入れてよかった。
——変則的な立ち位置を取ることで相手を惑わせることは出来ているのか。
ポジションが変わってフリーランニングで抜ける動きをすると相手がついてこれていない感じがあったので、そこを上手く突いたり、自分が抜け出すところに(高畑)奎汰がクサビを入れたりというイメージを持ちながらプレーしていた。もっとチャンスを作れればよかったと思う。