TORITENトリテン

闘う言葉

DF 5 鈴木義宜「いまは相手のプレッシャーを素直に受けすぎているところがある」

 

——相手のシステムは予想していたか。

アップを見たときに3枚でやっていたので予想はしていた。

——この試合でいちばん難しかったところは。

守備のところで言えば、自分たちの嫌なところ、間、間に山口選手とイニエスタ選手が立ってきたので、そこをジャストで潰せればよかったのだが、前半はなかなか行けなかった。後半はスイッチを入れるところとのメリハリをつけてやろうと修正し、行けた部分もあったが、この暑さなので、前半から行くところと行かないところのペース配分を考えながら、今後もやっていきたい。

——20分過ぎから相手がハイプレスに来た。ビルドアップに新ルールの影響などは。

ゴールキックに関しては、もっと上手く回せるかなと思う。ボランチが落ちてGKを入れて5枚で回すだけでなく、状況に応じて落ちるときと落ちないときを判断し、相手の嫌がることを中の選手がやっていければ、もっと相手に迷いが生まれ、その一瞬のところで剥がせたりすると思う。いまは相手のプレッシャーを素直に受けすぎているところがあると思うので、ボランチの選手と話しながら、下がるときと下がらないときの判断の精度を上げていきたい。

シーズン途中からの新ルール適用だが、ペナルティーエリア内で僕らが触れるのは僕らにとってはいいこと。プラスに捉えたいと思う。

——今日の勝点1をどう捉えるか。

前半の失点に関してはもったいなかった。僕たちが攻めたあとのルーズボールを拾われたので、そこの対応。ピンチらしいピンチはあのひとつくらいだった中で、あの一発にやられたのはもったいない。

——天皇杯を挟んで次のリーグ戦の相手は鹿島。どういう準備を。

鹿島は今節勝っている。開幕戦では僕らが勝ったが、今度は相手もまた違う迫力を出してくると思う。次の鹿島戦に勝ってこそ、鹿島に対しての本当の勝利だと思うのでチャレンジしたい。鹿島にはいい選手がたくさんいるが、チーム全員でいい準備をして臨む。