FW 45 オナイウ阿道「気持ちの面でも雰囲気の面でももっと上回れたら」

 

——試合を振り返って。

シンプルに僕のミスで失点してしまって、そこから試合を難しくしてしまった。個人として反省しなくてはならない部分。これからはそういうミスをなくしていきたい。

——前半はいいテンポでボールを回せていたが。

そのチャンスを作れたところで得点できるよう、最後の質をもう少し上げていきたい。

——王者のチームと対戦して感じたことは。

個人個人が基礎的な技術のところで止める・蹴るがしっかりしている。そういうところで差を感じたし、ポジショニングなどもいいと感じた。

——取りに行っても取れない場面でもあきらめずにプレスに行った。

それはどのチームとやっても同じで、そこではそれほど差を感じてはいない。取りに行って取れないシーンがあっても、最後のところで崩しきられなければ失点はしない。そういうところはやれていたので、差を感じた部分を埋められるように、個人としてもチームとしても毎日努力していきたい。

——途中から運動量が落ちたようだったが、その中で相手との差は。

それはどちらもそうだったと思う。そこで相手は得点して、しっかりとポジションを取り、時間を使いながらプレーしていた。僕らは失点してからは崩しきれなかったり、なかなか相手のゴール前まで行くことができなかったところで、そういうふうに見えたのではないか。

——終盤に前がかりなフォーメーションになったが、得点までに足りなかったのは。

最後の相手のDFラインの前に入ったときの崩しの形とか質とか、タイミングとかポジショニングとか。いろいろあると思うが、そこの質がまだ足りない。相手がああやって最後にしっかり守りきるという形になったところで、最後に1点でも取りにいくという、気持ちの面でも雰囲気の面でももっと上回れたら、得点につながるシーンをもう少し増やせたのではないかと思う。

——同点弾のシーンはよく追いついた。

ノリくん（藤本憲明）が上手く時間を作ってくれた。出してくれた人と形を作ってくれた人に感謝している。

——少ないチャンスを決めきる点で、山口時代から成長を感じるが。

チャンスは1試合に何度も訪れないので、決めきれるようにいつも心がけている。

——次節、九州ダービーに向けて。

まずは連敗しないということが大事。アウェイだがしっかり準備して、今日チームとしても個人としても出来たこと、出来なかったことを明確にし、しっかり修正して次の試合で勝点3を取れるように頑張りたい。