闘う言葉
GK 1 高木駿「もっと効果的に回せるようリスクを冒さなくては」
——相手対策という点では善戦したのではないか。
相手は誰が出てきても、多分こちらはゴール前でしっかりブロックを作ることになるんだろうなと思っていた。あれだけしっかり引かれてゴール前を固められたら、相手もやりにくいと思う。川崎Fは攻め急いでくるチームではない。もっとリスクを負って攻められたら嫌だったが、そうなればきっとこちらのカウンターのチャンスも増える。でも相手はバイタルエリアでボールを持てる技術があるので、なかなか奪えなかった。
——それでも試合終盤には押し込むことができた。
ああいう形を増やすためにも、後ろからもっと正確にボールを回して相手を動かさなくてはならない。今日も最後は相手を疲労させて攻め込むことができたので、そのためにもっと相手を食いつかせるなど、効果的なボール回しをするようなリスクも冒さなくてはならない。頭でわかっていればリスクを負っても相手に奪われることはないと思うし、それを続けていればまたレベルも上がってくると思う。