闘う言葉
DF 29 岩田智輝「あれは奇跡です(笑)」
——こちらの右サイドと相手の左サイドでマッチアップして潰しあっていた中で、どう攻めようと思っていたか。
ハモン・ロペス選手が守備に戻ってこないときがあったので、そこがカギになるだろうな、続けていればそのうちバテるのではないかなと考えながら根気強く戦っていた。
——かなり長い距離をドリブルで攻め込んでいたが。
日頃からあまりスピードアップするなと言われている。スピードを上げすぎると周りが見えなくなるので、自分の見える範囲のスピードに抑えておくように。どこにでもボールを出せるような持ち方をしながら運べば、相手が食いついてきたときにそれが見える。そういうところを意識しながら運ぶようにしている。
——得点シーンはよくあそこまで進入していた。
あれは奇跡です(笑)。ゴール後にみんなで「奇跡だ!」と言ってました(笑)。でも、ボールが来なくてもこぼれ球という可能性があるので行っとこう、くらいの気持ちで入っていったのだが、そのままこぼれてきた。ラッキーだった。
——思ったよりJ1初得点が早かったのでは。
はい。最終節まで引っ張りませんでした(笑)。(※ルーキーイヤーの2016年も出場を重ね数々の得点機を迎えながら、プロ初得点はJ3最終節・鳥取戦まで引っ張ったことを踏まえた回答)