MF 4 島川俊郎「迷惑をかけたぶん貢献できるように頑張りたい」

 

——今日はダブルボランチとトリプルボランチの両方でプレーしたが。

プレシーズンのキャンプのときから両方のシステムをやっていたし、負傷離脱してからも試合を上から見ていたので特に問題はなかった。甲府時代もどちらもやっていた。

——富田選手が起点になって厄介だったが、どうケアしようと思っていたか。

もうちょっと（富田）晋伍くんがこっちのゾーンに入ってきたら自分が出ようと思っていたのだが、うちの２トップの脇のあたりだったので、そこではボールを持たせていた。そこに自分が出てしまうとスペースを空けてしまうと思い、プレッシャーの距離感はすごく意識していた。

——右サイドに比重がかかった展開になっていたが、バランスは。

（岩田）智輝と（松本）怜くんのサイドがどんどんオーバーラップするのはうちのチームの強みなので、智輝が空けたところのセキュリティーは、ノリ（鈴木義宜）とつながりながらケアしていた。みんなが上手くつながれていたと思う。

——相手は強力な2トップでカウンターを狙っていたが。

CB3人が上手く対応してくれていた。キャンプのときのトレーニングマッチでは相手に入れ替わられたりしたが、その経験が生きたのではないかと思う。

——あの練習試合のときはご自身もすごく好調だったのでは。

いや、まだ迷いながらだった。今日のほうが手応えはある。自分がちゃんと対応できるようになったと感じた。

——では負傷離脱して外から見ている間に得たものは。

だいぶあった。離脱して本当にチームに迷惑をかけてしまったので、これから貢献できるように頑張りたい。