TORITENトリテン

闘う言葉

DF 3 三竿雄斗「1対1での仕掛けももっと必要だったかと思う」

 

移籍して早く練習したかったが、我慢してリハビリしてきた。焦りはなかったが、早くサッカーしたいという気持ちが強かった。痛みはもう全くない。

——トレーニングマッチではまだ30分の出場だが、積極的に攻め上がっていた。そして自分で予想していたより早く、しかもリーグ戦での復帰となったが。

あのトレーニングマッチでは最初から30分と言われていたので、体力を戻すためにも意識的に走った。今週はトレーニングのときからメンバーに入りそうな雰囲気があったので準備していた。体力的なベースや感覚はまだまだなので早く上げていきたい。まだ5〜6割くらい。試合勘は問題なかったが、まだまだできると思う。明日のトレーニングマッチではもう少し長い時間プレーしたい。

——相手が引いた状態でピッチに入り、どういうところを狙っていったか。

相手は堅いチームで、1点取ったあとブロックを固めていたので、自分のところでボールを動かしながら、相手を一枚はがして次の受け手がいい状態でボールを受け、相手ブロックの中に進入していけるように意識していた。つねに相手との関係の中でポジションを取り続け、相手の嫌がることができるように考えてプレーした。ああいう展開では、リズムを変えたり、ワンツーや飛ばしのパスでダイレクトに入れたり、多少強引に間を通したりしなくてはならないときもあるし、1対1での仕掛けももっと必要だったかと思う。

——最初はWBに高山選手。その後は小林選手に交代したが、変えた部分はあったか。

それほど意識はしなかったが、二人はタイプが違うので、(小林)成豪との関係でポジショニングなどをもっと意識したかったかなと思う。

——このチームでプレーしてみて。

みんなポジションを取るのが早いし、アイデアもある。これからもっともっとよくなっていくのではないかと思う。