MF 7 松本怜「相手の出方次第、状況に応じてポジションを取っていた」

 

——アシストのシーンを振り返って。

中をしっかり見ることができていたし、フジ（藤本憲明）がすごくいい動き出しをしてフリーになっていた。得点はアイツのおかげ。こういうふうに毎試合結果を出していければいい。結果にこだわってやっていきたい。

——自身初の古巣対戦だったが。

横浜FMのサポーターには聞いてほしくないが、気持ちがいい（笑）。気合が入りすぎてひさびさに足がつった。昨季は足がつった記憶がない。覚えてないくらいひさしぶり。

関係者の人たちから「うまくなった」と言われたが、僕がうまくなったのか、チームの中でうまく見えるようにさせてもらっているというのもあるかもしれない。それは大分のおかげ。アウェイでも勝てればと思う。今日はサポーターに挨拶に行こうとしたらもう撤収した後だったので、それだけが心残り。みんな機嫌悪かったのかな…。

——短い期間であの複雑な戦術をよく落とし込んだ。

本当に、このチームはそこ。毎試合ではないが、それが当たり前のようになっている。みんな理解して練習でそこをやっているので、今日もうまくハマったのだと思う。相手の出方次第、状況に応じてポジションを取っていた。誰が落ちるかとかも見極めなくてはならず、自分一人では決められない。今日はニュー（ティティパン）をどこのタイミングで出すかというのも重要だった。うまく連係が取れたと思う。ニューは戦術理解のレベルがすごく高い。

——次に向けて。

いまチームはいい仕上がりだが、まだシーズンははじまったばかりなので、これを終盤まで継続していくことがいちばん大事。変わらずいい準備をしていきたい。