DF 5 鈴木義宜「頭と足の両方が動いていたことが大きかった」

 

——立ち上がりから高崎選手に起点を作らせなかった。

あそこが起点になることはわかっていた中で、自分のところでマッチアップすることが多く、意識していたし、試合前から考えながら準備していた。それが体現できてよかった。

——相手のシャドーはこれまでとはメンバーが違っていたが。

今日出場していたのも仕事ができる選手だったので、気の緩みを見せずにいつもどおり対応しようと思っていた。全員でそれができたのがよかったと思う。

——先制したあとはどういう試合運びをしようとしていたか。

欲を言えば2点目、3点目がほしかったし、取れるチャンスもあったので、そこを決めきれなかったのは課題。相手のストロングであるセットプレーをなるべく与えないようにと考えていた中で、回数もそれほど多くなかったのでよかった。

——高崎選手が永井選手に代わってからは相手の攻撃も変わったが。

より裏への抜け出しが多くなったので、フク（福森直也）と（岩田）智輝と話しながら、スペースを開けずに守っていた。

——シーズン序盤よりも可変システムでのビルドアップの完成度が高かった。

みんな落ち着いていたし、足が動いていた。頭と足の両方が動いていたことが大きかったと思う。欲を言えば後半はもっと回せる部分もあったので、そこは突き詰めてやっていきたい。チームとしての成長を感じる。

——残り3試合をどう戦うか。

次の試合が本当の本当に大事だと思う。そこで負けるとこの勝ちも生きてこないので、次も勝ちに行きたい。