GK 31 高木駿「足元はかなりうまく行ったと思う」

 

——闘莉王選手のヘディングシュートをキャッチした場面について。

あれは「ヤバっ」と思った。あそこでヘディングされているから、あれは出たほうがいい場面だった。で、うわっと思って待ったら正面に飛んできたので「ラッキー！」と。マジでラッキーだった。

——スタートからツインタワーが目の前にいた中で、どのように臨んだか。

闘莉王さんは結構いろんなことをやってくるし、カイオもデカいが下りてミドルシュートをバンバン打ってきたりする。ロングシュートを打ってくるのはわかっていたのでその対応はできていた。

攻撃でも結構前から奪いにきてくれたので、こちらの攻撃でどんどん動かして疲れさせようと思っていた。僕のところにまでグッとプレスにきてくれたのを剥がして攻撃チャンスを作れることが多かった。今日はそこの足元もかなりうまく行ったと思う。

——相手のプレスには迫力があったが、慎重になることは。

相手も来たり来なかったりする中で、自分たちでリズムを崩すこともなくなってきた。ちょっとリトリートしてから来たり、2トップが攻め残っていたりと、徳島や讃岐のような戦い方をしてくる相手だったが、1年を通してそういう相手と戦っていくうちに経験を積んだこともあるし、どういう相手に対してもうまく攻撃できているというのが、いまの好調の要因だと思う。欲を言えばまだまだ動かし方に要求したいことはあるが、最初の頃に比べたらみんな回しが上達している。