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闘う言葉

FW 10 藤本憲明「失点後もあきらめずに攻め3点が取れた」

 

——試合を振り返って。

先制したあと相手の勢いがめちゃくちゃ増した中で、ハーフタイムで修正できたこと、早い時間に追いつけたこと、守備陣が我慢強く粘り強く守ってくれたことなどがあって、全員で取った勝点3。無失点ならもっとよかったのかもしれないが、失点後にあきらめずに攻めて3点取れたことも大きいし、今後につながると思う。

——1試合1得点を目標と話していたが、今日は2得点。

次の試合の分も取ったということで。繰り越しで(笑)。

——いやいや、リセットでお願いします(笑)。今日、ピッチに出るときの指示は。

相手CBの背後を狙うことと、守備で相手アンカーを消すことだった。

——ピッチに出るまでベンチから見ながらどう考えていたか。

前半から伊佐が何度かウラを取れていたし、タイミングを見れば行けるかなと思っていた。それが得点につながってよかった。あの人(近くに座っていた松本怜を見ながら)にまたアシストつけることもできたし。しかも2つも。

——山口の守備については。

スカウティングどおりでアグレッシブに前から来ていた。真ん中に安易につけると奪われてカウンターを食らってしまう。そこを剥がせればチャンスになるのだが、そこで意思を合わせることが大事だった。ワンクッション入れてからウラに出すといった工夫がもっとあってもよかったが、いままでどおりサイドを崩してもよかったとも思う。

——ハーフタイムの修正で最も効いた点は。

足元で受けようとすると相手もガツンと来るので、2列目から背後を狙いながら、サイドも崩していこうと。それがうまく同点弾につながった。

——終盤、岩田選手がシャドーに入ったが。

なんか生き生きしていた(笑)。ぶっつけ本番だったが、楽しそうにしていたので自由にやらせてやろうと思った。

——3連勝だが。

3連勝できたのはよかったが、また次、その次とひとつずつ勝っていきたい。先を見ずに目の前の試合に集中し、来週1週間しっかり準備したい。あとは点を取るだけ。

 

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