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闘う言葉

FW 27 三平和司「全体のプランではこちらの思いどおりになった」

 

——立ち上がりから互いにチャンスを作っていたが、今日の試合のポイントは。

最初に伊佐がウラに抜けた場面や僕がバズ(宮阪政樹)に落とした場面が狙っていた形で、あそこで先制点を取れていれば相手も前がかりになって優位に試合を進められたのだが、それができずに悪い流れで失点してしまった。ちょっと嫌なムードになったかもしれないが、まだ45分残っていたし、相手ディフェンスの隙もあった。後半に修正していい形で得点できてよかった。

——練習のときにも三平選手がだいぶ下がる感じだったが、狙いはうまく出せたか。

伊佐が頑張ってくれたので、僕が引いて伊佐がウラを突くという狙いはしっかり出せたと思う。

——後半から三平選手がトップで伊佐選手がシャドーに入ったのは、その狙いをさらにはっきりさせるためか。

伊佐とキヨ(清本拓己)がどんどんブラインドサイドに抜けられるようにポジションを修正した。それで相手がついてくれば真ん中を使おうと。いい感じで進めることができた。

——山口のCBが食いついてくるのを狙っていた。

食いついてくるところで僕も前半、足元で受けるシーンが多かったのだが、そこで失うこともあったので、それがちょっとよくなかった。結構難しかったのは、相手が前からプレスに来るぶんボランチの選手たちが顔を出して一個飛ばしのパスを出したりするときに、サポートがいなくて一人でどうにかするしかなかったので。あそこで収めきれなかったのが反省点。

——失点しても、最初の狙いをブレさせることなく貫いた。

そうですね。ウラを突く狙いは一試合通してやれたと思う。前半からそれを続けたことで相手も疲れて後半は足が動かなくなっていた。前半に失点したのはよくなかったが、全体のプランではこちらの思いどおりになったのではないかと思う。

——こちらの流れになったと感じたのは。

後半に入ってから結構うまく行っていた。同点になってからもうこっちのペースだなと思った。

 

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