闘う言葉
FW 10 藤本憲明「先輩にアシストをつけるために頑張った(笑)」
——青森山田高校の先輩からのパスを受けてゴール。
(松本)怜さんにアシスト1つけるために頑張りました(笑)。
——ピッチに入るとき監督からはどんな指示が。
「怜にアシストつけたったれ」っていう…嘘です。相手CBの裏を狙うことと、守備では相手の8番をケアすることを言われていた。ピッチに入る直前にマル(丸谷拓也)が点を取ってくれたので、これはいつもだがワンチャンスを狙って行った。先輩がいいパスを出してくれたので(※松本を見ながら)。ちょっと難しかったが取れてよかった。
——裏に抜け出してからは。
相手GKが出てきて接触しそうになったときにPKになるかとも思ったが、ファーストタッチが外に流れて角度のない方向へと自分で自分を追い込んでしまった(笑)。角度がなさすぎてヤバいと思ったが、蹴った瞬間に見えて「あ、入った。奇跡的に入ったわ、よっしゃ」と思った。
——パスをくれた先輩からの「決めろ」というプレッシャーがあったのでは。
ありましたよ、アシスト1をつけないと、と。だってロッカールームに帰ってきてすぐ「俺、アシストつく?」って訊いてきたし(笑)。で、「つきます」と答えたら「やったあ♪」って(笑)。まあ、決まってよかった。3点目を取って楽になったとみんなも言ってくれたので。