闘う言葉
FW 38 馬場賢治「3点取ったから期待に応えたという感じはない」
——まずは1点目を振り返って。
その前に刀根選手から良いボールをもらってシュートして外してしまったことで、逆にリラックスして冷静に相手の動きを見ることが出来ていた。そこからすぐにチャンスがあって、ファーに打つのは読まれやすいと思ったので、逆を突いてニアを狙ったほうが可能性が高いと判断した。
——2点目は伊佐選手の落としから。
結果的に相手に当たって入ったので完璧なゴールではないのだが、伊佐選手がポストプレーで落としてくれるというイメージを持って入っていったことが、ゴールにつながった。
——3点目は。
清本選手から星選手にボールが出て、星選手のクロスがあそこに来るイメージはなかったのだが、結構深くまで持っていけていて、選手がニアに固まっていたので自分がいるところはフリーになると思い、ちょっと強めに呼んだらちょうど見てくれていた。あとは冷静にGKの位置を確かめて打った。
でも、3点取ったから期待に応えたという感じはない。点を取れば偉いとかそれでいいというふうには自分はまったく思っていなくて、それよりも球際でしっかり戦えたかとか、チームがやろうとしていることを遂行できたかというところで育ってきている。そういう部分では、やろうとしたことはやれたと思うが、もっと出来ることもあると思う。