MF 7 松本怜「もっと高い位置でボールをもらえれば良かった」

 

先制されてちょっと苦しかったが、同点に追いつけて良かった。ただ、決めるべきところで決めきれなかったことで勝ちにつながらなかった。もっとその力をつけなくてはならない。勝ち点1を取れたことはポジティブに捉えているが、勝てた試合を勝ちきれなかったことは、みんな反省している。

——連勝中ということでプレッシャーはあったか。

特になかった。いまはまだシーズン序盤といえば序盤なので。これがシーズン終盤になると、また別のメンタリティーが必要になってくると思うが、いまはまだそういうものは感じていない。現時点では自分たちの精度をどれだけ高めていくかということのほうが重要。そこを合わせることで結果につながってくればと思う。

——ゴールシーンを振り返って。

周囲が相手を引きつけてくれたおかげでフリーな状態だったので、ふかさないことだけをイメージした。練習どおり決めることが出来て良かった。僕にしては冷静だった。

——迷いなく走り込んだが、ファーへ流れてくるのは読めていたのか。

何かあるなとは思っていた。自分をいつもケアしていたSBの選手が中に絞って後藤に食いつき、自分がフリーになっていたので、あ、何かあるなと。そこで上がったことが良い結果につながった。

——今日は相手が中を閉めてきたが、そこでWBの生き方は。

あそこは間違いなくサイドでガンガン仕掛けたほうが相手も嫌だと思った。もっと高い位置でボールをもらえれば良かったかもしれないのだが、全体的にだらだら回す時間帯が多くなってしまったかなと思う。相手が来なかったのでゆったり回してしまったという感じ。もうちょっと早く回せればもっと逆サイドを使えたりする場面が増えた。後半はそれを生かせたので、前半からそれを出来れば良かった。相手の出方がわからなかったのもあった。

——次節に向けて。

連勝は4で途切れてしまったが、切り替えてまた勝利を積み重ねられるようにやっていきたい。