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闘う言葉

MF 7 松本怜「タフな試合をものに出来たことは本当に大きい」

 

——今日はWBのポジショニングが重要に見えた。狙いは。

相手の3トップが、張りながらも中にポジションを取ったりしていたので嫌だったが、前節の千葉戦もちょっと似た感じで、そこをやらせなければこちらにチャンスが来ると思っていた。なんとか耐えることが出来たと思う。でも、個人的には反省点もあった。

——その反省点とは。

いつもの自分の間合いでプレーしてしまった点。プレスに行ったとき、自分は足が速いので基本的にちょっとくらい後追いでも追いつくというスタンスでいるのだが、それで今日は1回入れ替わられてしまった。結果的にそれでも後ろから取れたから良かったが、あそこはもうちょっとスピードに頼らずに頭を使って間合いを考えたら一発で奪えたと思う。細かいところだが、そういうところをさらに考えられたらもっと楽にプレーできたかなと。

——小屋松選手と湯澤選手が左右どちらで出てくるかわからなかったが、結果的に小屋松選手とマッチアップで、スピードで追いつけて潰せていたので助かった。

そうですね、結構追いつけた。

——攻守の切り替えがめまぐるしかった中で、最後まで落とさずにプレーしていた。

90分走れるのでもっと走れば良かった。年齢を感じさせてはいけない。中澤佑二さんだって40歳までやっているし。それを見て育ってきたので。

——効率的に走るようになったのでは。

それが大きいかもしれない。メリハリをつけるようになったかなと。

——最近、松本選手がボールを持ったときに選択肢がたくさんある。何かチームで話し合ったのか。

いまは本当にめちゃめちゃある。みんなわかってきてくれたのではないかと思う。僕のタイミングもそうだし、以前はもっと、全部が全部仕掛けるくらいの感じだったが、最近はちょっと早めに上げるという選択肢も増えてそれが結構チャンスにつながったりもしている。カットインもあって、そこからのワンツーなども増えてきている。お互いの意思疎通でわかりあってきているところだと思う。

——立ち上がりから狙いは出せていたのになかなかボールが足につかず、もどかしかったのでは。

グラウンドの状態が、今日は濡れていたことで逆に思った以上に滑りすぎたので大変だった。だが、こういうタフな試合をものに出来たことは本当に大きい。

——星選手は後半からスパイクを替えていたようだった。

僕もちょっと迷ったのだが、前半を終えてロッカールームに帰るときには晴れていたので。ドームのありがたさを感じた(笑)。

——4連勝については。

うれしいが、まだ8試合しか終わっていないので。シーズン終盤に上位にいて、そのときに4連勝できればもっとデカいと思う。まだまだ気を抜かず、今日も反省する部分が多いので、そこを改善しながらやっていきたい。

 

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