GK 31 高木駿「もう少し勇気と自信を持ってチャレンジしなくては」
フォーメーションが違っていたこともあったが、90分にわたり自分たちで効果的にボールを動かすことが出来なかった。もう少し勇気と自信を持ってボールを回せるようチャレンジしても良かったと思う。ミスもあったが、そこはやらなくてはならないところ。僕の配球から相手が食いついてきてチャンスになることもあったので、奥も見ながらDFも含めもっとチャレンジしていきたい。
——FKでの失点シーンについては。
結果的に言えば壁をもっとニア寄りに作れば良かったかもしれない。まだ映像は見ていないのだが、ニアぎりぎりを強く巻かれて入ったので、壁の作り方も改善しなくてはならない。ニアはセオリーなので、自分としては逆を取られないようにまずボールを見てスタートするつもりでいた。相手のキックも上手かったが、自分がそれを読めずに壁の作りが甘かった。
——紅白戦ではまずまずだったのが、今日は上手く行かなかった要因は。
公式戦で硬さも出た。相手のプレッシャーの強さや雰囲気もまったく違う。球足の止まるピッチだったので、速いパスが出せないというのもあった。練習と同じようにプレーできるよう全員が高めなくてはならない。練習では30センチの幅があれば余裕でパスを通せるところを、公式戦では30センチの幅で相手の足が届くと思ってしまったりする、そういうメンタル的な部分もある。ひとりひとり全員がそういうプレッシャーを感じないようになれれば、もっと効果的なパス回しが出来るようになる。それがこのチームの生命線なので、自分もチャレンジしたいし周囲にも言っていきたい。