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闘う言葉

【練習後】片野坂知宏監督「技術が高く決定力のある攻撃陣をしっかりケアしなくては」

 

——山形戦に向けて。

自分たちの戦いをしたい。山形もいろいろなシステムにトライしている中で、ここのところは4-3-3で戦っている。上手く狙いをもってやれるようにしたい。前線にストロングなタレントが多く、どういう形で来るかわからないが、攻撃陣は技術もあるし、決定力のある選手もいる。しっかりケアしなくてはならない。

われわれは、いままで積み上げてきたことしか出来ないし、特別なことは出来ない。対山形の狙いを、しっかりと合わせて出来るかどうか。あとは判断。相手がプレッシャーに来れば来るほど、判断と質を上げなくては、食われてカウンターで失点する可能性も出てくる。ただ、そこにトライしないと剥がすことは出来ない。自分たちの戦いが出来るようにやることが大事。

——勝利するためのポイントは。

やはり先制点を取りたい。そうすれば主導権を握れるし、それで相手が前から来てスペースも出来れば自分たちの良さが出る試合展開に持ち込める。逆に先制されると、追いつくには余計にパワーが必要になる。ホームでサポーターやいろいろな方々の期待と応援を受けて良いプレーをして良い試合をするためには、先制点がカギになる。

——山形も大分のつなぎをだいぶ研究してくるのでは。

木山監督も相手の分析をして消してきたり、その中で自分たちの戦いにトライしてきたりすると思う。相手がどういう形、どういうメンバーで来ても対応できるように準備しておきたい。いままで積み上げてきたものがあるので、それを出せるといいと思う。

——残り3試合に向けては。

ひとつひとつ変わらず、目の前の試合に集中する。今日ミーティングで言ったのは、39節終わってここまで緊張感のある試合を続け、プレーオフを狙える順位まで勝ち点を積み上げてきているのは、選手たちが良い準備をしてくれたからということ。こういうゲームを残り3試合迎えることが出来るのは幸せなことで、自分たちで掴み取るチャンスもあるし、いままでどおり今節も目の前の山形戦に向けて良い準備をして、メンバーが力を出し切ることが大事だと。

周囲からはプレーオフを期待する声が聞こえてきたりもするだろうが、まずはどれだけ山形戦に集中できるかということが大事だと、選手たちに伝えた。

 

 

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