【練習後】DF 4 竹内彬「残り8試合、ここからが本当に面白いところ」
——アウェイ連戦だが、コンディションは。
気候もだいぶ涼しくなってきたし、サッカーのしやすい時期になってコンディションは問題ない。ただ、キックオフ時刻が日中になったので、片さん(片野坂知宏監督)も言っているとおり、体内時計をそこに合わせるよう調整したい。いまは通常とは異なるグラウンドで練習していて、芝の質も若干違うが、良い環境を与えてもらっている。
——前節は相手が予想外に引いてきたが、そこからのチームとしての対応力は。
最初に失点して難しい状況にしてしまったことがひとつのポイントで、個人的にも反省している。みんなが最後まで粘り強く戦いながら、まずは1点返すことを狙った中で、伊佐が1点取ってくれて、最後は逆転できるかなという雰囲気もあった。前節の勝ち点1を無駄にしないように今後につなげたい。
——今節、岡山戦のポイントは。
相手がどう出てくるかによっても多少変わってくると思うが、どう来ても対応できる準備は、春先からやってきている。シーズン終盤になったところで、積み上げてきたものを発揮し、結果として勝ち点3を取れるようにしたい。
J2のリーグにはきっちり戦ってくるチームが揃っていて、まず守備から入るチームが多い中で、こちらも隙を与えることなく、攻撃でも良い判断と質を出せれば必ず上回れると思う。
——岡山の1トップの赤嶺選手は力量のある選手だが、どう抑えるか。
同級生で大学時代から知っていて、プロになってからも何度も対戦しているが、ワンタッチゴールなども上手く、本当に「ストライカー」という感じ。90分間プラスアディショナルタイム、一瞬も目を離せないし隙を与えてはいけない。
——残り8試合で、上も狙える8位。どう戦うか。
全42試合の残り8試合になって、ここからが本当に面白いところ。いまの状況をみんなで作ってきたので、プレッシャーを感じることなく、これまで積み上げてきたものを表現することを楽しんで、上に行きたい。順位とか勝ち点も気になるとは思うが、あまりそこに目を向けすぎず、自分たちがやってきたことをピッチで表現して相手を上回り、勝つことを意識したい。積み上げてきた技術や戦術にプラスして、リーグ終盤戦ではタフな精神力がより勝敗を分けると思うので、そういうところでもしっかりやっていきたい。