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闘う言葉

GK 21 上福元直人「崩れればその隙を突かれるという雰囲気がプンプンしていた」

 

——2戦連続のクリーンシートでの勝利。

相手に強力な攻撃陣がいるのでキツい時間帯が多くなることは試合前からわかっていた。全員で粘り強く戦えたことで達成できた。本当に良かった。怖さもあったし、こちらが崩れればその隙を突かれるという雰囲気がプンプンしていたが、90分間集中を切らすことなく、足がつった選手もいた中で、最後まで戦えた。

そこでノリ(鈴木義宜)がセットプレーから1点取って勝てた。こういう勝ち方は、チームにとって本当に大きいと思う。

——4-4-2でやることが決まってから守備戦術をかなり集中して叩き込んだのでは。

相手のやってくることははっきりしていたので、そこを全員でケアしようというやり方だった。ピンチもあったが結果的に無失点になった。戦術云々以上に、一人ひとりが戦う姿勢を持って90分やれたことが、この結果につながったのだと思う。

個の部分でも難しい対応になっていたと思うが、シモビッチ選手に収まってしまうところで、しっかりついていくという共通理解が出来ていたし、実際に粘り強く出来ていた。

紙一重のところもあったが、狙いをもって戦い、上手くハマったところもあった。なかなか3連勝できていない中でプレッシャーもあったが、無失点で勝ち点3を取れたのがすごく大きい。

——主導権を握って戦うよりも、だいぶ運動量が求められたのでは。

フィールドの選手は、その表情を見ても本当にキツかったと思う。それでも粘り強く0-0で耐える時間が続いたことによって、1点取れば勝てるというところで最後に得点できるという、良い試合運びになった。

——アディショナルタイム4分は長かったか。

そうですね。ああいう大きい選手がいて、それまでにはなかったパワープレーになったので、対応も変わってきて難しさもあった。でもみんな集中して体を張っていたので、ああいう展開になってもしのぎ切れた。今後、こういう試合がまたあるかもしれないので、この経験をつなげていきたい。

 

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