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闘う言葉

【練習後】MF 7 松本怜「前回対戦の勝利を忘れてぶつからなくては」

 

一時期、連敗して勝てない時期を抜け出して、チーム状態はかなり上向きにはなっている。順位で相手の力を測るわけではないが、下位チームに2連勝し、今節は上位で戦っている名古屋との対戦ということで、ここで勝ちきれるかどうかで、自分たちの力が試されると思う。

監督がブレずに自分たちのサッカーをやり続けていこうと言って、僕たちもそれを続けたからこそ、勝てない状態から抜け出せたのだと思う。

——今節の名古屋戦に向けて。

前回対戦は怪我をしていたのでスタンドから見ていた。ああいう試合が出来ればすごく良いが、相手も戦力補強したり怪我人が復帰したりして、いまはあのときのチームとは別物レベルの強さを持っている。前回対戦の勝利を忘れてぶつからなくてはいけない。

最近対戦してきた相手とは戦術が違うので、相手にボールを持たれたとしても、そこでショートカウンターを狙える場面も出てくる。後藤や伊佐、さんぺー(三平)などはウラに抜ける動きが得意なので、相手の隙を突いてそういう長所を生かせれば、これまで以上に得点チャンスも増えるはず。

守備ではマークの受け渡しを意識して集中を切らさなければ、こちらにも守りきれる戦力はいると思う。ボールを回される時間帯が多くなっても、焦れずに守ることが大事。奪おうとして不用意に飛び込むのを狙っている感じがあるので、まずは我慢しながらカウンターを狙えば、自分たちの時間帯も作れる。いままでやってきたサッカーで先手を取れれば得点にもつながると思う。

主導権を握れるなら握りたいが、割り切りも必要。奪ったら逆サイドを見る意識も浸透しているので、あとは質の問題。そこは合わせていくだけ。

 

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