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闘う言葉

FW 19 大津耀誠「やっとスタートラインに立てた」

 

とにかくほっとしている。ずっと試合に絡めず、怪我もしていたので、昨年の夏から約1年ぶりの公式戦だった。昨日は緊張していたようで全然眠れず、すぐに目が覚めてしまった。試合の入りからすごく緊張していて、キープもろくに出来ずにいたが、得点してからリラックスできた。

——得点シーンを振り返って。

とにかくシュートを打とう、そうすれば何か起きるかもしれないと思っていた。GKが寄っていたのでコースが見えていて、流し込むだけだった。トラップが上手く決まった。アウトサイドで止めようと思ったのだが、実際にはどこで止めたか覚えていない。たぶん足の裏で止めたんじゃないかと思う。力まずにやれて良かった。

——良いポジショニングでの良い動きから生まれたゴールだった。

相手CBは前には強いので、プルアウェイを狙ってもいいんじゃないかと試合前にも監督から言われていて、あのシーンも監督からプルと声がかかっていた。そこで(川西)翔太くんから良いボールが出てきた。あとは勝手に体が動いていた。

翔太くんがスタメン組ではなかった頃も、翔太くんとはずっと良い感じでやれていたので、今日も絶対ボールが出てくると読んでいた。たぶん僕の足の遅さも計算して出してくれたんだと思う。本当にみんながサポートしてくれた。

——試合前日のゲーム形式の練習で手応えはあったのか。

もともとコテくん(小手川宏基)とさんぺーくんが上手かったので、僕に合わせてくれていたのだと思う。みんなから「お前ここが最大のチャンスやぞ、これしかないから」と言われ、自分自身でもそう思っていた。

——今日の出場について。

やっとスタートラインに立てた感じ。まだまだ。すでにシーズンは半分終わっているので、ここから頑張って、いままで悔しい思いをしたぶんも取り返していきたい。

 

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