闘う言葉
【練習後】片野坂知宏監督「リーグ戦で絡めていないメンバーにチャンスを与えたい」
——天皇杯の位置付けは。
リーグ戦でなかなか絡めていないメンバーにチャンスを与えたいと考えている。そういう選手たちが公式戦でどれくらいのパフォーマンスをしてくれるか。チームの底上げにつなげるためにも、実戦で使って試してみたい。出場を予定している選手たちにはすでに話をしているので、それぞれにしっかり準備して気合を入れてやってくれると思う。
——特に収穫を期待するのは。
攻撃で上手く点を取れるか。前回、リーグでの対戦ではチャンスを多く作りながら決定力を欠いて2点しか取れなかった。守備でも失点してFK、CKでやられたので、今回のメンバーでもそういう部分を修正して、相手を上回ることが出来るようにしたい。
初先発や初出場のメンバーもいる中で、しっかりチームとして戦えるかどうかがカギ。相手のストロングとウィークに対して、狙いを持って出来るかどうか。個人的なところでも対面する相手を上回れるかどうか。判断と質のところでも上回りたい。
——それを踏まえて今日のトレーニングの手応えは。
昨日のトレーニングマッチでは対町田も少し意識させ、讃岐戦のフィードバックも加えて狙いを話した。今日のトレーニングはトレーニングマッチ翌日ということで重さがあったが、その中でも前を見ることやパスの精度、判断などの部分で刺激を入れたつもりでいる。明日はゲーム形式で合わせて確認したい。