TORITENトリテン

闘う言葉

MF 33 鈴木惇「相手はウチのビルドアップにストレスを感じている様子だった」

 

良い形でこぼれ球が来たので何も考えずに振り抜いたら決まった。ゴールを決めてお客さんが盛り上がってくれたのがうれしかったが、勝ちにつながらなかったのがちょっと残念。

——今週はトレーニングのときから前線に絡む場面が多かったが、今日も意識していたのか。

前にしっかりボールを収められる選手が増えたので、今日は安心して前に出ていけた。あそこまでゴールに近い位置でシュートを打てる場面がこれまではあまりなかった。今後は増えていくと思う。ちょっと難しいボールだったので何も考えずに打ったという感じ。狙ったわけではないが、何も考えてないときのほうが入ったりするものだと思う。

——今日はよくボールが回っていたが。

相手が前と後ろでバラバラな感じもあったし、横浜FCはウチのビルドアップにストレスを感じている様子だった。自分たちで工夫したところもあったが、回しやすい感じもあった。

——これで5試合勝ちなしとなったが。

自分たちはJ3から上がってきたばかりで、1年を通してずっと好調を保てるわけではないと思うし、必ずこういう時期はあると思っていた。自分たちのミスが失点につながる試合が続いているので、そこは修正しなくてはならない。今日も判定は微妙だったが、あれがエリアの中か外かという議論をするよりも、ファウル判定を受けないよう改善するといったふうに自分たち次第で変えられると思うので、ひとつひとつみんなで改善していきたい。

——勝利のために、どこを改善していきたいか。

それがわかったら簡単なのだが…。でも今日の失点もPK2つだし、自分たちで改善できることだと思う。チャンスも作れていてそれを決めるかどうかなので、ブレずにやり続けながら、細かく詰めるところを練習からやっていくしかない。

——PKが多くなっているが、これで消極的になってしまうことはないか。

そうなってしまわないように練習からしっかり取り組み、悪い方向に進まないようにやっていきたい。

——次節の讃岐戦に向けて。

勝てていない中でも少しずつ良いところがあったので、次のホーム戦でも継続できることは継続したい。サポーターのみなさんと一緒に戦って、次こそはひさしぶりに勝ちたい。