闘う言葉
MF 33 鈴木惇「ダブルボランチを組んでいるコンビで得点できて良かった」
相手はスカウティングどおりにやってきた。金沢がああいう出方をしてくるのはわかっていたので、トレーニングで控え組がそういう形を想定してやってくれたのだが、そのトレーニングのときほど今日はプレッシャーを感じなかった。1点しか取れなかったが、良い形は出来たと思う。
——今日はプレースキックも含め、自身でもいくつか決定機があったが。
FK2つは、正直、決めなくてはならないチャンスだった。ミドルシュートも枠に飛ばさなくてはならない。監督からもミドルを打て、そのときは枠に飛ばせと言われているのだが、精度は自分の問題。
——短い期間で準備して臨んだ試合だった。
いつもと1週間のリズムが違うという難しさはあったが、前節アウェイ山形戦で敗れ、今節はホームで絶対勝つんだという気持ちでみんな準備していた。紅白戦も良い緊張感をもってやれているのでそれほど心配していなかった。
——起点となった得点シーンについて。
コテ(小手川宏基)が技術の高さを示してくれた。そういう違いを見せないと得点は奪えない。コテはあの時間帯はひとつ前のポジションに行っていたが、ダブルボランチを組んでいるコンビで得点できたのは良かった。