TORITENトリテン

闘う言葉

【練習後】片野坂知宏監督「金沢は手強いが、しっかりつないで上回りたい」

 

今節は準備期間が短く、もうひとコマ欲しいところだが、いずれにしても自分たちのやり方を積み上げるだけ。金沢さんがどう出てくるかわからないが、高い位置からプレッシャーをかけて狙ってくると思うので、そういうところで上手く剥がせるようにしたい。

——紅白戦の手応えは。

うーん…あまり良くないかな…でも、アグレッシブに来る金沢を想定して行い、シミュレーションにはなった。トレーニングで課題が出て、それを改善するように選手も意識してやると思うし、わかっていてもやれていないというところがわかったと思う。でも、金沢戦では痛い思いをするかもしれない。

——金沢は調子を上げているが。

2連勝して勢いもあるし、チャレンジしてくるだろう。手強い相手になる。金沢のストロングポイントは高い位置からアグレッシブに守備をして奪って攻めることなので、熊本戦のように前から来る相手に対してミスが起きれば、勝ち点を取れない事態になる。ただ、僕はそういう相手でも、しっかりつないでひっくり返して上回りたい。

——ビルドアップの部分での手応えは。

まだまだ。今日見ていても、まだ重さがあってキレがない。狙いの部分でも、判断や質が悪かったり。明日もう1日ゲームをするかどうしようかと考えている。メンバー選考を含めいろいろ確認したい。

——予想される展開は。

タフなゲームになると思う。前から来る相手に対して消極的になるとやられてしまう。対金沢という部分ではもう一度明日、選手たちに話をするつもりでいる。