【練習後】GK 21 上福元直人「見る人に認めてもらえるくらい質を上げなくてはならない」

 

——前節に続き最終ラインのメンバーが変わる可能性があるようだが。

人が替わってもやることは変わらない。開幕前からブレずにトレーニングしている成果が出ていて、誰が出てもその特長を生かしつつ遜色なくやれる。前節も危ない場面はあったが、堅守のための共通理解をもってやれている。（竹内）彬さんが中心になって僕らもつねに声をかけあって情報を入れ、最終ライン3枚が連係できるようにしながら、いつもどおりやれる雰囲気を作りたい。

——対愛媛の守備のポイントは。

シャドーが裏に抜けてくるので、1枚CBが出たときのカバーや僕も背後の処理が大事。チャレンジアンドカバーしながら、危機を未然に防げるように、声を出しながら準備していく。

——今節はミラーゲームになりそうだが、前節と同じくGKからつなぐのか。

自分たちの目指すサッカーは後ろからしっかりボールをつないで相手をはがしていくスタイルなので、今節もトライしていく。もちろんそれには勇気が要るし、ミスが起きることもあるが、それをミスにしないようにカバーしあったり、もっとクオリティーを上げて相手を上回ることを目指したい。見る人に認めてもらえるくらい質を上げていかなくてはならないので、状況判断しながらトライしていく。

状況判断については最終ラインとの関係も徐々に向上してきている。まだまだなところもあるが、トライしないと見えてこないので。前節もトライしたことで課題が見えた。

——このスタイルはGKにとっては緊張感も大きいのでは。

失点につながりかねないポジションなのでつねに緊迫感がある。ただ、前節は1-0だったが、追加点が取れればもっと楽に試合を終わらせられた。そういう試合を出来るように、ハードワークして相手を上回りたい。