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闘う言葉

【練習後】片野坂知宏監督「50:50のボールをどれだけ自分たちのものに出来るか」

 

——一部メンバーの変更があるようだが。

まだ考えている。紅白戦でだいぶ絞られた感じはある。誰が出ても同じサッカーが出来るようプレシーズンから準備してきているので、トライにはなるが、メンバーを変えても対応とバランスの維持が出来るようにしたい。

——熊本もメンバーが変わっていて、読みづらいのでは。

前線がどういう形になるのか、DFラインもわからないし、中盤の構成もわからないが、核となる選手は変わらないと思う。メンバーは読みづらいが、やり方としてはいつもどおり、プレスや球際に激しく、ハードワークしてくるだろう。

——予想される試合展開は。

熊本は激しいサッカーをするので、球際の戦いになる。肉弾戦になる可能性もある。そのなかで、自分たちの戦いが出来るかどうか。相手のプレスに対応しつつ、チャレンジできるかが問われる。

自分たちが主導権を取りたいというところで、50:50のボールをどれだけ自分たちのものに出来るか。激しく寄せてくる相手に対してしっかり判断し、ボールを動かして相手のウィークを突けるかどうか、プレッシャーに負けずにプレーできるかどうかが大事になる。

——ここ最近、ラインが下がってしまう課題が見られたが。

山口や徳島のようなチームに対して、危険なところに入れさせないようにしたかったため、食いつき過ぎずに構えたり下がったりしたところもあったと思うが、出来るだけラインは高くしたい。前線から連動した守備が必要となる。メリハリをつけ、プレスのかけ方についても上手く連動できるように話をした。

今回の熊本に関してもわれわれのウィークを突いて攻撃してくると思うので、出来るだけゴールから遠ざけたいし、理想は前で奪いたい。相手をフリーにして何でもやらせてしまわないように、ファーストディフェンスにはしっかり行かせたいと考えている。

 

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