PAST MATCH試合情報

・後半の入りに集中すること
・コンパクトにすること
・マークをはっきりするように

非常に難しいゲームだったが、われわれにとっては貴重な勝点3をなんとか取ることができて、まずはうれしく思う。これは選手が90分間、最後まで切らさずに狙いをもってやってくれた成果。そして、台風の影響があった中でもここまで応援に来てくださったファンやサポーターの方々が、われわれと一緒に最後まで戦ってくれたおかげだと思う。
　
岐阜さんは非常にクオリティーが高く、攻撃的で、連戦の短い準備期間の中では対策を練るのが難しかった。ただ、選手がその狙いを我慢強く遂行してくれたこと、攻撃的な岐阜さんを相手にクリーンシートで終えたことは、われわれにとって自信になる。でも、まだこれで何かを得たわけではないので、勝点を失っているぶんを取り返せるように、また一週間準備して、次はホームで新潟さん相手にも勝点3を取れるように、全員で合わせてやっていきたい。

移動の疲れはそれほど影響はなかったが、ちょっと暑かった。前線も含めていい守備ができたと思う。中盤3枚のあの組み合わせは初めてだったが、2人（前田凌佑、丸谷拓也）とも要領がよく気がきくタイプなのでやりやすかった。蓋を開けてみるまでわからなかった部分もあるが、ピッチ内で修正して、いいプレスをかけることができた。特に前半はよかったと思う。後半はなかなか奪いきるところまで行けず、少しボールを持たれる時間が長くなった。途中から疲労もあった。
　
前半のうちにひさしぶりに先制点を取れたことで、いい流れになった。勝てない時期もあるが、いまは誰が出場してもおかしくない状態なので、出た選手がしっかりやって勝利という結果につながればいいと思う。

相手にもっと回されると予想していたのだが、守備時に前に出ることでそれほど押し込まれずに進めることができた。みんな機転がきいてよかった。奪ってカウンターになるときも早めに前を見てくれるのでうまく崩せた。カウンターもポゼッションも、前半は特にうまく行ったと思う。ただ、後半は疲労もあって少し下がってしまった。それでもカウンターでチャンスは作れていた。
　
先制点のシーンは、トラップがうまくいってよかった。あれがすべてだったかもしれない。マル（丸谷拓也）のボールはシュートだったと思うが、あのスピードのボールを左足であのトラップができてよかった。試合に出れていなくてストレスがあった時期もあったが、やってやったぞと思った。でも、これからも、出ても出られなくても同じように頑張っていく。