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【お知らせ】株式会社大分フットボールクラブ 第27期定時株主総会 報告内容のお知らせ

4月23日(水)に「株式会社大分フットボールクラブ 第27期定時株主総会」を開催いたしました。
決議事項について承認されましたことをお知らせし、下記の通りご報告いたします。


【株式会社大分フットボールクラブ 代表取締役社長 小澤 正風 コメント】

本日開催した定時株主総会では、第27期決算と取締役(10名)監査役(1名)の選任事項が承認されました。
2024年シーズンの大分トリニータは、創立30周年の記念の年でもあり、また片野坂知宏監督の復帰という事で大きな期待を持ってスタート致しました。しかしながら、開幕前から怪我人が続出したこともあり、大変厳しいシーズンスタートとなりました。夏以降もその厳しい状況は変わらず、シーズン終盤には残留争いに巻き込まれるなど1年間を通して安定した戦いが出来ず、最終成績も16位とご期待に遠く及ばない不甲斐ないシーズンとなってしまいました。
そのような中でも、レゾナックドーム大分(現クラサスドーム大分)には毎試合多くのお客様が応援にお越し頂き、年間で196,848人もの観客動員を記録いたしました。特に、8月11日に開催した「亀祭」には28,359人ものお客様がご来場頂き、その一体感ある応援は日本中に発信され、高い評価をいただきました。また、12月22日には創立30周年を祝うメモリアルマッチを開催し、総勢55名のOB選手達が集結し、大きな賑わいを演出することが出来ました。多くの皆様のご支援・ご声援で、大分トリニータが刻んできた30年という歴史を振り返る素晴らしい1日とすることが出来ました。本当にありがとうございました。
さて第27期は、前期において3期連続赤字から黒字に転換したものの、更に経営基盤の強化を図り安定した経営をするために、利益の積み上げを目指す大事な年でもありました。Jリーグからの分配金の大幅減額等もあり、非常に厳しい経営状況下ではあったものの、社員一丸となって作り上げた「亀祭」や「30周年記念メモリアルマッチ」等、様々な営業努力を続け、経費の見直しにも努めた結果、売上高1,819百万円を計上し、当期純利益は71百万円と前期より24百万円の増収となり、2年連続で黒字を達成することが出来ました。その結果、純資産額もコロナ前の200百万台まで戻すことが出来ました。
2025年シーズンは片野坂体制2年目のシーズンになります。今シーズンは、前年と同様のトップチーム人件費を確保しつつ、有望な若手選手が多く入団してくれました。また、16年ぶりに清武弘嗣選手も復帰し、キャプテンとしてチームを引っ張ってくれています。彼の経験は間違いなくクラブの底力を上げてくれるものだと信じています。今シーズンは、昨年の悔しさを忘れることなく、まずは1桁順位、プレーオフ進出、そしてその先のJ1昇格を目指して戦って参ります。また、昨年の課題だったメディカル部門や強化部の人員増強に努めると共に、育成型クラブの再構築を図るべくアカデミースタッフも大幅に増員し、組織体制の強化に向けた投資も行っております。
今後もより一層、育成型クラブとして存在感を高めながら目標の実現に向けて進んでいきたいと考えております。
今シーズンのスローガンは、「力戦奮闘」です。力の限り戦い、困難に打ち勝ちながら勝利を目指すという強い意思を表しております。 皆様方におかれましては、引き続き、熱い応援で選手と共に戦って頂けると幸いです。宜しくお願い申し上げます。


【第27期決算状況】


株式会社大分フットボールクラブ 役員名簿】

令和7年4月23日

役 職 名 氏 名 現 職
代表取締役社長 小澤 正風
取締役副社長(社外) 仲摩 和雄 大分商工会議所      副会頭
取締役(常勤) 小野 賢治
取締役(社外) 尾野 文俊 鬼塚電気工事株式会社 代表取締役
取締役(社外) 檜垣 周作 九州乳業株式会社    代表取締役社長
取締役(社外) 河野 貴輝 株式会社ティーケーピー  代表取締役社長
取締役(社外)※今回就任 足立 博 大分県企画振興部 審議監
取締役(社外) 永田 佳也 大分市企画部 部長
取締役(社外) 児玉 真路 大分合同新聞 取締役
取締役(社外)※今回就任 吉田 智之 大分銀行 地域創造部長
監査役(社外) 秦  希明 大分市社会福祉協議会

※退任役員
取締役 高橋 秀樹   令和6年7月05日 辞任による退任
取締役 上城 哲    令和7年3月31日 辞任による退任

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