【お知らせ】株式会社大分フットボールクラブ 第26期定時株主総会 報告内容のお知らせ

4月24日(水)に「株式会社大分フットボールクラブ 第26期定時株主総会」を開催いたしました。
決議事項について承認されましたことをお知らせし、下記の通りご報告いたします。


【株式会社大分フットボールクラブ 代表取締役 小澤 正風 コメント】

本日開催した定時株主総会では、第26期決算と取締役(1名)の選任事項が承認されました。

2023年シーズンの大分トリニータは、「J1昇格」を目標に、2年目を迎えた下平監督の下、スタート致しました。前年より2歳程若返りを図りながらも、ベテランと若手が上手くかみ合わさったチームとなりました。スタートダッシュにも成功し、前半戦を12勝5敗5分で2位で折り返すことが出来ましたが、夏以降怪我人が続出し、チームの順位は下降しました。結果、年間順位が9位という悔しいシーズンとなりました。一方で、アカデミー出身選手のチーム全体からの総出場時間の占める割合が、2022年度が9.9%であったものが2023年度は21.1%まで上がり、大分トリニータのリーグ戦におけるU21日本人選手の出場時間が7347分となり、J1からJ3まで計60クラブの中で1位と実績を上げることが出来、「Jリーグ育成クラブ賞」にノミネートされる等一定の評価も頂くことが出来ました。また、来場者の方は前年より54,000人程増え、約193,000人のお客様をお迎えすることが出来ました。1万人を超えるお客様をお迎えする試合も6試合となり、レゾナックドーム大分が大きな賑わいの場となりました。改めて、シーズン中の皆様方の温かいご支援・ご声援に関しまして御礼を申し上げます。

また、25期は186百万円の赤字、3期連続して赤字決算が続いておりました財務面ですが、社員一丸となった営業努力、経費の見直し等を図った結果、26期は売上高1,861百万円と対前年度に比べ34百万円(1.8%増)となり、当期純利益も47百万円とこちらも233百万円の増収となり、4年ぶりに黒字を計上する事となりました。

2024年シーズンは3年ぶりに片野坂知宏氏を監督に迎え、J1昇格を目指していきます。前年よりも大幅にチーム人件費を削減せざるを得ませんでしたが、強化部の努力、粘り強い交渉の結果、多くの選手が残ってくれ、また新たに多くの有望な若手も入団してくれました。残ってくれたベテラン・中堅選手がチームを引っ張り、若手選手の更なる台頭や育成が上手くいけば、目標達成も出来るのではないかと考えています。今後もより一層、育成型クラブとしてその在り方を高めながらも前に進んでいきたいと考えております。

今年は、クラブ創立30周年の節目の年になります。今シーズンのスローガンは、創立当初からの理念に沿って「三位一体」とし、クラブ×スポンサー×行政・クラブ×サポーター×スポンサー・サポーター×スポンサー×行政等、様々な三角形の構築しながらも、J1昇格を目指し、とにかく目の前の試合に集中し全力で取り組んで参ります。そして、私共の企業理念でもあります、大分の活力に貢献する企業になっていきたいと考えております。

皆様方におかれましては、是非スタジアムで、熱い応援で選手と共に戦って頂けると幸いです。宜しくお願い申し上げます。


【株式会社大分フットボールクラブ 役員名簿】
令和6年4月24日

役 職 名 氏 名 現 職
代表取締役 小澤 正風
取締役副社長(社外) 仲摩 和雄 大分商工会議所      副会頭
取締役(常勤) 小野 賢治
取締役(社外) 尾野 文俊 鬼塚電気工事株式会社 代表取締役
取締役(社外) 檜垣 周作 九州乳業株式会社    代表取締役
取締役(社外) 河野 貴輝 株式会社ティーケーピー  代表取締役
取締役(社外) 上城 哲 大分県企画振興部 審議監
取締役(社外)※今回就任 永田 佳也 大分市企画部 部長
取締役(社外) 児玉 真路 大分合同新聞 取締役
取締役(社外) 高橋 秀樹 大分銀行 執行役員地域創造部長
監査役(社外) 秦  希明 大分市社会福祉協議会

※退任役員
取締役 吉良 昌昭  令和6年3月31日 辞任による退任

【第26期決算状況】

 

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