【お知らせ】株式会社大分フットボールクラブ 第25期定時株主総会 開催ご報告
4月26日(水)に「株式会社大分フットボールクラブ 第25期定時株主総会及び取締役会」を開催いたしました。
決議事項について承認されましたことをお知らせし、下記の通りご報告いたします。
【株式会社大分フットボールクラブ 代表取締役 小澤 正風 コメント】
本日、定時株主総会を開催し、第25期決算と取締役の選任事項が承認されました。
2022年シーズンの大分トリニータは、「1年でのJ1復帰」を目標に、6年間チームを率いた片野坂氏が退任し、育成にも定評のある下平監督を招聘いたしました。J2に降格したものの前年の天皇杯準優勝のメンバーの大半を残すことができ、さらに実績のある選手らを加え厚みのあるチームとなりましたが、過密日程による怪我人の続出、キャンプ前の地震や開幕直前の新型コロナウイルス感染症による試合延期等もあり、17勝10敗15分けで勝点66の5位(4位の熊本とは勝ち点1差)という結果でリーグ戦を終えました。そして迎えたプレーオフ1回戦、アウェイでのロアッソ熊本戦にも多くのサポーターの皆様が駆けつけてくださいましたが、引き分けという結果で次のステージに進むことが出来ず、非常に悔しいシーズンとなりました。シーズン中の皆様方の温かいご支援・ご声援、あらためて御礼申し上げます。
一方で、前期、前々期と2期連続の赤字決算となった財務面では、増資による資金調達を行い、「1年でのJ1復帰」を念頭にチームへの積極的な投資を実施しました。昨年に続きチケット収入、スポンサー収入は、新型コロナウイルス感染症による売上減少の影響を大きく受ける形となり、クラウドファンディングなども実施し多くのご支援をいただきましたが、結果として売上高1,827百万円と前事業年度比べ268百万円(12.8%減)となり、当期純損失は186百万円とこちらも前事業年度に比べ180百万円の減益となりました。
2023年シーズン、2年目となる下平体制は、大幅な人件費の削減等により、若手選手が多く在籍するクラブになりましたが、残ってくれたベテラン・中堅選手がチームを引っ張り、若手選手の更なる台頭や育成が上手くいけば昨季以上の結果も目指せるのではないかと考えています。またブラジルの名門サントスとの提携等もあり、より一層、育成型クラブとしてその在り方を模索しながらも前に進めていきたいと考えております。
現在、今シーズンのスローガン、「繋(つなぐ)」のもと、チーム・サポーター・スポンサー・行政が一体となって第11節終了時点で2位という高順位につけています。J1昇格を目指し、とにかく目の前の試合に集中し全力で取り組み、勝ち点を積み上げていく事で私共の企業理念でもあります、大分の活力に貢献する企業になっていきたいと考えております。
皆様方におかれましては、スタジアムに足をお運び頂き、熱い応援で選手と共に戦って頂けると幸いです。宜しくお願い申し上げます。
【株式会社大分フットボールクラブ 役員名簿】
令和5年4月26日
役 職 名 | 氏 名 | 現 職 |
代表取締役 ※重任 | 小澤 正風 | |
取締役副社長(社外) ※重任 | 仲摩 和雄 | 大分商工会議所 副会頭 |
取締役(常勤) ※新任 | 小野 賢治 | |
取締役(社外) ※重任 | 尾野 文俊 | 鬼塚電気工事株式会社 代表取締役 |
取締役(社外) ※重任 | 檜垣 周作 | 九州乳業株式会社 代表取締役 |
取締役(社外) ※重任 | 河野 貴輝 | 株式会社ティーケーピー 代表取締役 |
取締役(社外) ※重任 | 児玉 真路 | 大分合同新聞 取締役 |
取締役(社外) ※重任 | 高橋 秀樹 | 大分銀行 執行役員地域創造部長 |
監査役(社外) | 秦 希明 | 大分スポーツ公園事業所 営業管理部長 |
※退任役員
取締役 伊藤 英樹 令和5年3月31日 辞任による退任
取締役 渡辺 修武 令和5年4月12日 辞任による退任
取締役 榎 徹 令和5年4月26日 任期満了による退任