2020年10月31日明治安田生命J1リーグ第25節 浦和レッズ戦において 両クラブサポーターによる違反行為に対してのＪリーグより弊クラブへの処分及び 弊クラブより大分トリニータサポーターへの処分について
2020年10月31日に開催されました明治安田生命J1リーグ第25節の浦和レッズ戦において、両クラブ一部サポーターにおけるトラブルについて、弊クラブはJリーグ、浦和レッズとともに協議及び当日の状況確認を重ねてまいりました。
本日、Jリーグより裁定が下され、弊クラブに対しては、大分・浦和両サポーターの違反行為により新型コロナウイルス感染予防対応ガイドラインを遵守できず、ホームスタジアムにおける安全、秩序を保持できなかったことについて譴責処分が下されました。
- 対象事項 2020年10月31日昭和電工ドーム大分にて開催された、2020明治安田生命J1第25節大分vs浦和にて
(大分)
大分サポーターが以下の行為を行った。
①14時頃浦和サポーターが座席を移動して太鼓に合わせて立ち見で手拍子をしていたことを、大分サポーター2名がスタジアム外に出て浦和サポーターに近づこうとした。
②上記2名を追って、さらに10名程度の大分サポーターが南ゴール裏にいた浦和サポーターのもとに突入を試みた。
(浦和)
浦和サポーターが以下の行為を行った。
①本試合開始直前の１４時頃から本試合が終了する16時頃まで、全席指定席であったが、40人程度の浦和サポーターがスタジアム上段席に移動し、立ち見で応援した。
②本試合が開始する１４時頃から本試合が終了する16時頃まで、声を出したり、指笛を鳴らした。
③14時頃、浦和サポーターの１人がフェンスに上った。
④14時頃、浦和サポーターの１人がスタジアムの中からフェンスの外に向かってペットボトルのようなものを投げた。
- 懲罰内容
けん責 - 弊クラブより大分トリニータサポーターへの処分
・騒動を先導した大分トリニータサポーター団体2名に対して今シーズン開幕から1試合のスタジアムへの入場禁止
・騒動に加担した該当サポーター団体へ厳重注意
- 再発防止策
・今シーズンより全試合キックオフ10分前からビジターシート両サイドのセクターフェンスを封鎖
・トラブル発生時における指示連絡系統及び実行体制の見直し
・ビジタークラブに対し、自クラブサポーターへのルール周知徹底依頼及び当日の協力体制の構築
・違反状態が生じた場合は、試合に影響が及ばないよう、試合開始までに違反状態を回復する措置を講じる
- 社内処分
榎徹代表 役員報酬自主返納（10％・1ヵ月）
■Jリーグからのリリースは以下よりご確認ください
https://www.jleague.jp/release/post-66384/
弊クラブとしては、この処分を受け入れるとともに、当日観戦においでいただいた皆様をはじめ、関係者の皆様に改めてお詫び申し上げます。
また、今後の試合運営において、今回のような事案等を未然に防ぐ対策を講じることをお約束するとともに、弊クラブサポーターによる当日の行動について、スタジアム観戦ルール及びJリーグ新型コロナウイルス感染予防対応ガイドライン遵守違反に該当することから、試合運営罰則マニュアルに基づき、上記の処分を決定いたしました。
なお、本日開催された実行委員会で、サポーター対応に関する運営ルールを明確化する方向性が示されており、今後とも、Jリーグ、各クラブと協力してスタジアムの安全・安心の確保に努めてまいります。
以上
