2020鹿児島キャンプレポート10日目・最終日(2月2日)

キャンプ10日目。それは最終日。今日は試合食を済ませたのち、2グループに分かれてトレーニングマッチの準備に入った。今日の会場もキャンプを10日間行ってきた国分運動公園多目的グラウンド。日曜日とあって300人を超えるお客様に観戦いただいた。そして、グラウンドのボールボーイや散水の協力を地元の国分高校サッカー部の選手がサポートしてくれた。グランド関係者、国分高校の皆さまありがとうございます。

 

最終日とあって、遠方にもかかわらずサポーターの皆さまから熱い声援。トリニータの選手入場・交代、そしてトリニータらしいパス交換時やゴールに迫った時など拍手でたたえてくれる。いつもの公式戦の応援とはまた違う温かい雰囲気の声援が選手を後押ししてくれる。

この日は45分×4本のトレーニングマッチが行われた。その結果は1-1,0-0,0-0,2-1で合計3-2。キャンプの最終日、キャンプ期間中3試合目となるトレーニングマッチが大きなけがもなく選手ができたことこそが、とても重要なことだった。新加入の知念選手や渡選手のゴールをはじめとして、この時期ならではの色々なメンバーとの連携を確認できたし、多くの選手が収穫も多かったと話し、反対に課題も明確になったと自覚していた。多くの気づきのある本当に良い試合となった。

この日も大分合同新聞、エル・ゴラッソ、山形のテレビ局3社、山形新聞、山形ファンマガジンと多くのメディアの皆さまからの取材。片野坂知宏監督はじめ、キャプテンの鈴木義宜選手、三平和司選手、知念慶選手がリクエスト取材を受け、キャンプを総括して監督、各選手もとても充実していたと話していた。10日間と、ここ数年のトリニータの中では一番長いキャンプで、チーム、選手それぞれのコミュニケーションを高める時間として、とても重要なものであっただろう。メディアの皆さまには連日鹿児島まで足を運んで取材を頂き、感謝申し上げます。

今回のキャンプはモンテディオ山形とのトレーニングマッチで打ち上げとなった。選手たちは16時半過ぎにホテルを後にして、21時過ぎにはクラブハウスへ到着。2日間のオフを挟み、残り2週間でいよいよルヴァンカップから開幕を迎える事になる。
クラブハウス到着後も主務、副務、トレーナー等裏方陣の仕事は続く。そして私もこのレポートも今日が最後。キャンプの10日間、このレポートにお付き合いいただきありがとうございます。チームの目標である「J1 6位以上」に向けて共に闘っていきましょう。そのためにも早くJ1残留を決めて、また来年キャンプ会場からこのレポートができるように末端からチームを後押ししていきたいと思っています。

それでは、次はスタジアムでお会いしましょう。

古澤 進二







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