立命館アジア太平洋大学国際経営学部 グローバルマネジメント(キャップストーン)実施のお知らせ
立命館アジア太平洋大学 国際経営学部と大分トリニータでは、昨年に引き続き、同大学の正課科目である「グローバルマネジメント(キャップストーン)」(2018年春セメスター開講)において協働、授業を実施しますので、お知らせいたします。
【概要及び目的】
企業、地域、コミュニティで身近に起こっている問題や課題について、解決策を考える力の養成や机上の空論ではない実践可能なビジネスプランを試算し、生きたビジネスを学ぶ。同大学との共創では、ビジネス研究等の相互提供を行うことにより、学生に大分トリニータの存在を浸透させ、グローバルな視点からの新たな提案を共に実践することで、地域の活力や変化、活性化に貢献したいと考えている。
【講義テーマ】
~ファン層拡大・集客拡大・話題性向上へ向けた取り組み~
【グローバルマネジメント(キャップストーン)とは・・・】
企業のCEOやマネージャー等をゲストレクチャーに招き、企業が取り組んでいるビジネスの問題を総合的に研究・分析し、分析結果に裏付けられたビジネスソリューションを多国籍の学生からなるグループワークを通じて提案する科目。この授業は、卒業年次の4回生を対象に、これまでの学んだ知識や能力の習得を確かめる4年間の学修の集大成となる科目です。
【受講生の国籍・地域(日本を含む)】 イエメン、インド、インドネシア、ウズベキスタン、ケニア、コロンビア、ジョージア、シンガポール、スリランカ、タイ、バングラデシュ、ベトナム、ベルギー、ミャンマー、モンゴル、韓国、中国、日本 18か国・地域
◆立命館アジア太平洋大学 国際経営学部長 大竹敏次様のコメント
「机上のビジネス理論を実務に応用する力を伸ばすとともにAPUが目指す多文化協働学修も取り入れている本科目「グローバルマネジメント(キャップストーン)」は、多くの企業から高い評価を受けています。今回2度目となる大分トリニータ様との産学連携授業は、「ファン層の拡大、集客拡大、話題性向上」をテーマに実施します。このような取組みを通じて、大学や学生が地域社会に貢献でき、また大分トリニータ様の今後のご活躍に少しでもお役に立てればと祈念しています」
◆株式会社大分フットボールクラブ 代表取締役 榎 徹のコメント
「昨年に続き、本年もAPUと協働で「グローバルマネジメント」授業を実施できることをうれしく思います。本授業はAPUの学生に対して、単に研究素材を提供するだけではありません。トリニータにとっても現在、直面している大きな課題をテーマとすることで、より学生に対して実践的なアプローチを行い、課題解決とビジネス化を踏まえた施策を共創できる貴重な機会と考えています。APUらしいグローバルな視点から、大分の活力となる提案を期待しています」
【実施日程(抜粋)】 いずれの日程も取材いただけます。
4/26(木)大分FC社員によるプレゼンテーション、課題の提案
4/28(土)試合観戦(VS町田戦)
5/10(木)中間ディスカッション
5/24(木)中間プレゼンテーション
7/26(木)最終プレゼンテーション
※担当教員と企業関係者より講評ののち、最優秀チームを発表。代表取締役 榎 参加予定。
※同科目トライアル講義の様子(写真提供:立命館アジア太平洋大学)