立命館アジア太平洋大学 国際経営学部 グローバルマネジメント(キャップストーン)実施のお知らせ
立命館アジア太平洋大学 国際経営学部と大分トリニータは、同大学の正課科目である「グローバルマネジメント(キャップストーン)」(2017年春セメスター開講)において協働、授業を実施することが決定いたしましたのでお知らせいたします。
【概要及び目的】
企業、地域、コミュニティで身近に起こっている問題や課題について、解決策を考える力の養成や机上の空論ではない実践可能なビジネスプランを試算し、生きたビジネスを学ぶ。同大学との共創では、ビジネス研究等の相互提供を行うことにより、学生に大分トリニータの存在を浸透させ、グローバルな視点からの新たな提案を共に実践することで、地域の活力や変化、活性化に貢献したい。
【講義テーマ】
~地元からのホームゲームへの集客と海外(アジア)戦略及びマーケティング~
【グローバルマネジメント(キャップストーン)とは・・・】
企業のCEOやマネージャー等をゲストレクチャーに招き、企業が取り組んでいるビジネスの問題を総合的に研究・分析し、分析結果に裏付けられたビジネスソリューションを多国籍の学生からなるグループワークを通じて提案する科目。この授業は、卒業年次の4回生を対象に、これまでの学んだ知識や能力の習得を確かめる4年間の学修の集大成となる科目です。
◆立命館アジア太平洋大学 国際経営学部長・経営管理研究科長 大竹敏次様のコメント
「米国の国際認証AACSB取得にあわせ、ビジネス理論と実務を連結したキャップストーンという科目を設置しました。今回、初めて地元の企業である大分トリニータ様に正課のテーマを提供頂き、海外アジア戦略などにおいて、学生がこの授業を通じて地域貢献してくれることを期待しています」
◆株式会社大分フットボールクラブ 代表取締役 榎 徹のコメント
「大分トリニータが立命館アジア太平洋大学と協働できることは、大変喜ばしい事であり、どんなアイデアが出てくるのか今からとても楽しみです。今回のキャップストーンは、トリニータが将来目指すアジアの各地域やクラブとの連携の最初の一歩だと位置づけています。学生の皆さんには、自由な発想で考え、行動・検証をしっかり行っていただきたいと思います。その過程でトリニータに興味を持ち、少しでもファンが増やすことが出来たらと思っています」
【実施日程】
4/27(木)学生グループワーク ※大分FC職員とAPUの学生が混合で課題について討論
5/11(木)中間ディスカッション
5/18(木)学生グループワーク
5/25(木)最終プレゼンテーション ※担当教員と企業関係者より講評ののち、最優秀チームを発表
6月以降、大分FCにて実現に向けて議論、学生らを中心としたチームを結成し、7月から9月施策の実践フェーズへ入ります。
※昨年の同科目トライアル講義の様子(写真提供:立命館アジア太平洋大学)