PAST MATCH試合情報

・粘り強く、最後まで戦うこと
・最後のクオリティーを高めること
・これから、まだ何も終わっていない

夏休みで、お盆休みのスタートの日、たくさんの家族連れ、ファンやサポーターの方に昭和電工ドーム大分に、今日の神戸戦を楽しみにお越しいただいたと思う。われわれとしてはホームに神戸さんを迎えるにあたり、出来れば勝点３を取りたかったが１−１の勝点１に終わり、残念な面もあるが、神戸さん相手というところでは、決して悪い結果ではなかったのではないかと思う。
　
先制されて苦しい状況になったが、選手は我慢強く粘り強く、最後まで切らさずに戦ってくれた。非常に暑く、神戸さんの動かしの上手い中でも粘り強く対応して、なんとか１点こじ開けた。その後も個の能力の高い選手に対してチャレンジし、われわれも勇気を持って攻撃のところで動かしながら、シュート数こそ少なかったが決定機を作るべくチャンスをうかがった。
　
まだまだ課題は最後の精度とか、フィニッシュで具体的に終わるというところでは、やらせていただけなかったところがあるが、今日のようにゲームの狙いを切らさず合わせていくことは非常に大事だと思うので、今後も選手とともに継続し、勝点を１でも必ず積み上げていくことが、われわれの目標につながるのではないかと思う。

——相手のシステムは予想していたか。
　
アップを見たときに３枚でやっていたので予想はしていた。
　
——この試合でいちばん難しかったところは。
　
守備のところで言えば、自分たちの嫌なところ、間、間に山口選手とイニエスタ選手が立ってきたので、そこをジャストで潰せればよかったのだが、前半はなかなか行けなかった。後半はスイッチを入れるところとのメリハリをつけてやろうと修正し、行けた部分もあったが、この暑さなので、前半から行くところと行かないところのペース配分を考えながら、今後もやっていきたい。

——Ｊ１で２桁得点を達成し、日本人得点ランキングトップだが。
　
結果を残せている部分はいいと思うが、もっと内容をよくしていけばさらに成長できると思う。ランキングは気にしていない。今日はボールを失う回数も少し多かったし、もう少し前線でルーズボールを収めたり、裏に抜けたシーンでマイボールに出来れば、もっと厚みのあるある攻撃が出来たと思う。キープするところやシンプルにボールを渡すところの質を上げていかなくてはならない。
　
——１トップで出場してみて。
　
どのポジションで出ても、いい意味であまり気にすることなく、まずは自分がやることと、チームの狙いをシンプルに考えながら、その中で自分の良さを出せるようにしていた。
　
——相手が３バックだったことに対しては。
　
メンバーを見たときに、ちょっと４バックとは違うのかなとみんなで話していたし、そこまで相手のフォーメーションが変わっている感じでもなかったので、そこはよかった。