PAST MATCH試合情報

たくさんの大分のファン、サポーターがこの維新みらいふスタジアムに来てくださり、最後まで応援してくださった。本当に感謝しています。いまなかなかその声援に応える結果を出せていないことは、本当にわたし自身の責任。
　
中断期間にいろんな準備をして、怪我人も少しずつ回復してきた中で、なんとか今日は勝てるゲームを目指したのだが、厳しいゲームになってしまった。山口さんのいまの強さというものが今日のゲームで明確になったし、やはりこういうチームが上に行くのだなと感じた。
　
山口さんの戦い方をわれわれも十分に分析した中でわかっていたのだが、この暑さの状況、ピッチの状況、そしてわれわれのいまのメンタルの部分を含めて、いろんなところがまだまだ差があると思う。フットボールというものはミスをしたら負けるもの。１点目の失点もわかっていた中でやられて、２点目も嫌な時間帯にセットプレーでやられた。トレーニングでもセットプレーで失点する状況があった中、それを修正しきれずに実際のピッチでも出た。普段のトレーニングが本当に大事だと痛感している。
　
攻撃に関しても本来であればもっとシュート数やチャンスを増やし得点に繋げたかったのだが、上手く山口さんに管理され、なかなかスムーズに出来なかった。後半は少し策を変え、変化を加えながらなんとか１点というところを狙ったのだが、それも難しい状況になった。
　
まだまだわれわれの力不足でもある。残り13試合に向けてしっかり切り替え、トレーニングから積み上げていくしかないと思う。

——暑かったと思うが。
　
湿度が高くキツかった。
　
——試合序盤には少しチームの狙いの片鱗が見えたのだが、次第に表現できなくなった。何があったのか。
　
こういうことはあまり言いたくないのだが、みんな暑さで足が動かなくなった。そんなことはあってはならない。でも、それが事実だと思う。
　
——全員のプレー精度も低かった。
　
水も撒かれておらずピッチがボコボコしていたので、自分たちの思うようなパスワークを出せなかった。
　
——割り切って前にボールを集めようという選択肢は。
　
後半になってからはそれをやりはじめたのだが、前半は自分たちがやりたいことを無理してやろうとし続けてしまった。